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キビの刈り取りに追われる農家=天城町
平成19年12月20日(木)               
製糖シーズンスタート 台風渦少なく収量増       
南西糖業の徳和瀬、伊仙両工場のサトウキビ搬入と操業が15日からスタートした。
今期は春から夏にかけて雨量が多く、台風被害が少なかったため収量増が見込
まれている。大島支庁農政普及課によると6年ぶり23万トン台を予想。
両工場は年内27日で終了。年明けの1月7日に再開して4月15日で搬入終了を
予定している。



母校・琉大の相撲部再建に尽力一ノ矢さんへ恩返し
大相撲の戦後最年長の名物力士として注目を集め、四十六歳で迎えた九州場所
を最後に引退した琉大出身の一ノ矢=本名松田哲博、徳之島出身、高砂部屋=
へ恩返しをしようと、同大の現役相撲部員や顧問らがカンパを呼び掛けている。
国立大出身の第一号力士の一ノ矢は、卒業後、部員不足で休部に追い込まれて
いた同部の再建に尽力し、土俵と屋根を贈るなど後輩の練習環境を整えた。
学生らは「一ノ矢さんの労に報いたい」と話している。
琉大相撲部は1979年4月、理学部に入学した一ノ矢が創部。在学中のキャンパ
ス移転に伴い土俵も現在の同大グラウンド隅に移したが、一ノ矢の卒業後は新入
部員が減り、休部に追い込まれていったという。
しかし98年6月、相撲部復活を志した医学部の学生が再建を決意。ちょうどそのこ
ろ、久しぶりに母校を訪れ、「相撲部復活」のチラシを見た一ノ矢が学生に連絡、東
京の相撲部屋に招き、土俵の作り方やまわしの締め方、けいこのつけ方などを伝
授した。
その後も年に数回は母校を訪れ、後輩に胸を貸した。2005年1月には土俵を贈り、
今年9月には屋根を設置。炎天下や雨の日でもけいこができるようにした。
カンパを募るのは、屋根の費用が当初予定の約三倍となり、一ノ矢が新たに負担
した153万円(計253万円)を補うことが名目。 「序二段でほとんど給料をもらって
いない一ノ矢が寄付してくれた。大学としては追加分の百五十三万円くらいはカン
パで返してやりたい。一ノ矢が学生のころ、指導教官をしていた縁で顧問を引き受
けた理学部教授の矢ヶ崎克馬さん(64)は話す。
 
「一ノ矢さんから頂いた土俵を、しっかり守り受け継いでいくのがこっちの責任」と主将
の農学部二年高山慶裕さん(21)。福岡市であった引退記念パーティーに参加し、ね
ぎらいと感謝の言葉を掛けたところ、一ノ矢から「勝敗にこだわらず、相撲を楽しんで
ほしい」と激励を受けたという。
現在の部員は九人と過去最大人数に。高山さんは「一ノ矢さんが創部した琉大相撲部
を後輩に受け継いでいけるよう部員を増やしながら頑張りたい」と意気込む。
来年二月に都内で挙式する一ノ矢。「お祝儀に募金を届けてあげたい」。部員らは、そ
う願っている。   
12日、沖縄タイムス掲載記事=沖縄在住の安次嶺さんからのメールを転載