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秋空をさっそうと旋回するサシバ
平成19年10月24日(水)
天高くサシバ舞う秋  
奄美へ秋を告げるサシバが秋空をさっそうと旋回する姿が目に付くようになった。
サシバはタカの一種。夏鳥として3月中旬ごろ東南アジアや赤道付近から日本に
飛来し、繁殖。  秋に寒い冬をさけて、奄美諸島や沖縄諸島を経由して中国南部
などに渡る。一部は冬鳥として3月頃まで奄美で過ごす。
電柱や樹上から鋭い目で獲物を狙う。主な食べ物はネズミ、トカゲ、カエル、ヘビ
バッタ類。

サシバの渡り
渡りのコースについてはまだまだ不明な点が多いが、日本における第一番目の
サシバの集団通過地点、愛知県の伊良湖紗岬を通り、第二番目の集団通過地
点、佐多岬に集まるものと推定されている。

奄美・徳之島が第三番目の通過地点?
沖縄県の宮古諸島にサシバの大群が飛来するのは有名である。
ところで、佐多岬を飛び立って南下するサシバが、いっきに宮古諸島まで飛来す
るだろうか。 この事があまり詳しく調べられていなかったが、最近、佐多岬の南
西約430`離れた奄美や徳之島が第三番目の集団通過地点ではないかと考え
られている。それは、サシバの飛行時速が約40`である事と、サシバの一日の
飛行時間が約12時間、飛行距離が約400〜500キロメートルである事などから
だんだん解明されてきている。
徳之島の野鳥にも詳しい義憲和さん(元伊仙町立歴史民族資料館館長)によると
かつて徳之島では宮古島で見られるようなタカが降りる山があり、渡ってくる時に
は空がサシバの群れで真っ黒だったという。
小生も数年前、犬田布でサシバの大群を写真に収めたことがある。
サシバは時速40`で有視界飛行する事が知られ、佐多岬から早朝出発すると
奄美大島か徳之島付近にタカの降りる中継地点があってもいい。


獲物めがけて突進するサシバ