
絶滅危惧種のハイ=母間〜当部林道
7月のハブ咬傷者数
ハブ対策推進協議会は29日、7月のハブ咬傷者数を発表した。前年同月比一人
増の五人で、一月からの累計は30人、前年同期を二人下回っている。
徳之島の7月の咬傷者は三人。奄美市及び龍郷町各一人。

平成19年9月1日(土)
徳之島・沖縄諸島のみに分布する 「ハイ」
コブラ科のハイは徳之島と沖縄諸島にのみ分布し、鹿児島県及び環境省カテゴ
リー「絶滅危惧種」に指定されている。
小型のヘビで尾は短く先の方は切れたようになっている。尾の先から毒を出す
と言われているが先に毒はない。頭胴長は315〜530mm。体鱗は非常に滑ら
かで胴部全体で13列に並ぶ。徳之島の個体群における腹板数は雄191〜19
9、雌200〜212枚。頭部は小さく、その幅は頸部よりやや広い程度。
胴部背面の地色は淡い赤褐色ないしオレンジ色で太い暗色の縦条が普通5本
走る。加えて11〜13本の暗色の横帯をを持つ。
系統的には猛毒で知られるサンゴヘビ類に近いが、非常に温和なため咬傷被害
は知られていない。 生息環境は比較的湿潤な場所。 近年徳之島で行われた森
林伐採や開発により、広い範囲で土地の乾燥化を引き起こしており、本種の生息
密度の低下や生息地の縮小につながってると思われる。
【参考文献】西村昌彦(1998)ハイの計測値。鹿児島県レッドデーターブック(鹿児島県)
捕らえられると尖った尾端を押し付けるため恐れられるが、尾に毒はない。